― 201X年3月21日・正午過ぎ・白鵬高校購買部 ―[斜め下から感じる視線に、顔を傾ければ加賀宮>>72の笑みを見付けた。彼の言葉に、柔らかな笑みを返して頷く]弁当?ああ、俺と一緒だ。[何となく、付いて来たと、少しの違いはあるけれど。溺れそうには、強く同意の頷きを返した。きっと、暫くは、訪れる事が無さそうだと、高波を眺める]………俺、金槌だからなぁ。[そうして視線を戻せば、窓を眺める彼の横顔に行き着く。それを追って、硝子越し、舞う淡い彩りへと向けた双眸を細めた]
(80) 2015/03/29(Sun) 04時頃