[数十ページの掌編。黒髪に黒い瞳、社畜体質の主人公は、毎日仕事に邁進する中、探偵でもないのに平和な猫探しの事件を依頼されることになる。発展する隣人や近所の住人も巻き込んでの大騒動。あまり関わって来なかったと思い込んでいたのに、意外と周りは彼を知っていて、話してみたいと思っていて――紆余曲折を経て事件は解決へと辿り着く。その猫は主人公が昔一度だけ、深夜の帰り道で出会った猫で、ほんの少しの間だけ撫でた猫で。主人公が探し回っている間、うっかり開けっ放しにしていた自室の窓から、するりと忍び込んでいて。――クタクタで帰り着いた主人公を、部屋で出迎える。彼を待っていたかのように。あの日はありがとう、そう伝えるかのように。そんな、劇的な展開も恋愛もない、物語。]
(80) saira 2018/12/30(Sun) 18時頃
sol・la
ななころび
下記の場所以外では、人狼議事内キャラチップ の利用を許諾しておりません。ご了承ください。
議事総合トップ 人狼議事lobby 人狼議事morphe 人狼議事cafe 人狼議事perjury 人狼議事xebec 人狼議事crazy 人狼議事ciel SoyBean Sangria @hello_giji @7korobi