[自分の間の悪さを呪っていたが、ふと>>76ルドルフの途中で切れた言葉を思い出す。そうだ、ジリヤ、血!]
ジリヤ、お腹…怪我は…?
[壁にもたれかかるようにしているジリヤを覗きこんだなら、服は破れているものの付着した血液量の割には傷自体は小さくて、少し首をかしげたけれど。少なくともすぐさま命に別状はなさそうで、ほっと息をつく。]
[杖を取り出し、少し開いている傷口を塞ぐために治癒呪文をかける。]
――エピスキー(癒えよ)。
…まだ、動かない方がいいかも。傷口もとりあえずくっつけただけだし……
医務室に行けば、もう少しましな処置ができると思うけれど。
[もしまだ医務室にチアキがいたならば、切り傷に効く薬草について聞けるかもしれない。
しばらくは安静にしておいた方がいいだろうが、ジリヤが動けないようならほうきの後ろに乗せて医務室まで連れて行ってもいい。]
(79) 2014/09/10(Wed) 18時頃