[多少の苦労はあったものの、なんとか少女の下半身の救出を成功出来た。>>45
そしてシュンタロは少女を気遣い視線を外すようだ。
自分とそこまで歳が変わらないように見えるのに、なんだこの気遣いの出来る青年は。
……少女を見続けてそっちの気があると思われてもあれだし、自分も彼と同じ方を向いておこうか。]
えっと、シュンタロ……も、参加者なんだよな?
……パートナー、一緒じゃないのか?
[そうシュンタロに声をかけたのは、少女から視線を逸らしている時のこと。
やたらとタメが多いが、狙っている訳ではない。
最初のタメは、さん付けを付けるかどうかで悩んで
次のタメはミッションについて聞こうとしてなぜかやめてしまったものである。
パートナーの所在も気にならない訳ではなかったからいいのだけど。
ハッキリと出来ない自分に自分でもどかしく思う。
こんな調子でも、少女が無事に体をドッキングし終えるまでは話をしようとする……はず。]*
(79) 2018/05/17(Thu) 21時半頃