―昼/大衆食堂『森の真珠』―
>>77
(後頭部を殴られたような衝撃とでも言うのだろうか。友人との再会と同時に起こった事で思考はあちこちに飛んでしまっていた。おそらく生返事になってしまったであろうが、イアンの提案には頷いて小さく"ああ"とだけ返したようだった)
(スージー…彼女は自分に気付くだろうか?運試しのような気分でにこりと笑みを浮かべて席につく。懐かしい顔を見たからか少し気分も和らいだ。先程と同じぐらいの余裕をもって返事を返す。確か此処に居た頃は、まだ酒は飲めない年齢だった)
お、仕事で来たのか。何の取材だ?何月号に載るのかもよければ教えてくれよ。しっかり予約して買いに行くからさ。
他の奴も残ってるなら声を掛けたいし………
(夜には皆が集まって酒を飲む。その雰囲気を考えるだけでも既に心が躍っていた。どれだけの知り合いが居るかは分からないが、探して回るのもいいだろう。
(78) 2017/08/11(Fri) 00時頃