――夕刻/『森の真珠』主人の私室近くの廊下〜食堂――
[道具さえあれば修理は大して手間取る程でもなく。道具を仕舞い終えて髪をそのまま解かなかったのは、今度こそ夕食にありつこうかと思ったから。
その時バタバタと廊下を走る音。主人の私室に急ぎの連絡を誰かが伝えにきたらしい。慌てている様子の使用人の声から、人狼≠ニいう単語が聞き取れた。
駆け出すおやっさんの後を追う使用人を捕まえて尋ねると]
「大変なんですよ!あ、男手は多い方がいいみたいだからあなたも!」
[ヴェスの耳にも『人狼』の噂は届いている。道具箱はそのままにして急いで食堂へ。
一旦元の席に戻るとイアンの姿はなく。残っているトニーが不安そうにしていれば(>>74)ポンと背中を叩いただろうか。トニーだけが残されているということは、子供には見せられないような何かが起きている……人集りの方へ向かう。途中で、ベネット(>>70)やラルフ(>>75)を見つけて、声をかけ]
何かあった?
[ベネットの側には、昼間『森の真珠』のことを教えた女性もいた(>>65)のに気付いて会釈を。]
(77) 2017/08/14(Mon) 01時頃