[さすが。という言葉(>>73)に、片方の眉を少し上げて微笑む。]
数学か。私の志望学部は、そこまで理系の点数に重きを置いてはいないからな。
[ざくざく。歩きながら答える。]
私も、手の届く範囲内の学校だよ。
[卑下しているのだろうか。自信のなさげな里紗の言葉(>>75)に告げたのは、この学校でも比較的志望している生徒が多い、地元の国立大学の名。
彼女の表情に思う所はあるけれど、他に特に何も声をかけることはなく、]
ああ。そうだな。何とかして捕まえよう。
[先生に質問に。という言葉(>>74)に頷きながら。
その前に保健室に行かねば。と、ずぶぬれの里紗を気にしながら歩みを進める。
目の前。
そびえる学校は、天候からか。
いつもより大きく、威圧感を放っているようにも。こちらを取り込もうとしているようにも感じて。
一瞬浮かんだバカげた考えに、苦笑して頭を振った**]
(77) 2014/04/04(Fri) 21時頃