[踏切の前でちらちらとしていたら、どうやら細い裏道があるらしく、今度は自分が彼に腕を引かれるまま連れられる。
ケーゴの音波は知らぬ道も見通すのだと気付く頃には、路地に屈んで様子を伺う彼の背に立っていた]
あっち、覗いて大丈夫そうか?
[彼等の注意が此方に向いて来そうかどうかを伺いながら、ゲームセンターからは完全な死角に居るケーゴの脇をすり抜けて、壁に背を沿う様にして店の前を伺う。
店の中を向きながら後退する人影>>67には、
戦車みたいだな…なんて漏らして。
そんな銃器を携えた人物を押す”何か”が居ると聞けば、覗き見は切り上げてケーゴの隣へと戻る。]
アレでフッ飛ばないのは、銃自体を無効化できるような
そんな何かが無いと難しい代物だぞ…。
[”能力”なんだろうとは思うが、委細など伺える訳もなく。
彼>>71が伝えてくれる諸々と、聞こえてくる音が少ない情報源。
音波で探る彼になら、ひとつの人影が理解不能の移動>>56をした事は掴めるだろうか。]
(76) 2014/12/13(Sat) 09時半頃