31 グロい村


【人】 釣り師 ヌマタロウ

>>16
[文を受け取った後、漸くしっかりと両の目を開いた
ぺたりと座ったままの老人から見上げると、大きな黒い狗のようで
ふと零れた言葉には少しだけ労わりが篭った]

[焼け爛れた半身はぶくぶくと水疱に覆われ、髪はちりじりに半分はほとんど頭皮が見え
焦げたような鼻をつく匂いと油の臭い
それでも引き攣れた頬が笑うのを、老人はじっと見ていた
病かと尋ねれば、やはり従順な犬のようにコクンと頷く
言葉を返そうとした が その前に男の手が汚物に塗れた着物の裾から入り込んだ]

おぉ なぁ ・・・があぁぁっ あっ

[引き裂かれるような痛みが老人を襲った
尻の穴を弄る指が爪が容赦なく老人の肉を抉る
ぐじゅ、ぶちゅ、と音を立てて排泄物が赤が混ざってゆく]

・・・や めん  っ 

[老人はポカンと口を開いて白目を剥いて仰け反る]

(76) 2011/05/14(Sat) 00時頃

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