[二、三歩で壁際の書棚へ行き当たり、相手から注意を逸らさぬよう、素早く後方を確認した。口の中で、外国語めいた発音を素早く呟く。] 汝に命ず、ユリシーズ・オブライエンの名にかけて。[魔力を乗せた声で、小さく「命じ」た。万物には隠された真の名というものがある――というのが、父たる魔術師の持論であった。物であれ魔物であれ、真名を魔力で探り、呼び表すことで、対象を命令に従わせるその術は、男も同じく得意としている。火のついたままの燭台が、壁から離れ、ひとりでに魔物のほうへと向いた。] 最後の警告だ、動くな。 こいつで、ご自慢の尻尾から燃やされたいか?
(76) 2012/10/19(Fri) 03時頃
sol・la
ななころび
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