[ 妬む少女は他人を貶すことに余念がない。
なぜなら、自分より下の者は妬まなくて良いのだから。
そうして他人を蹴落として、貶して、自分が優位にたとうとするのだ。]
ケイイチはおこりんぼう!
罪のない一般市民も殺す怖い警官さ!
罪深いのはきっとお前だ、お前だ!!お前お前お前お前お前お前お前……あはははお前だあははははは……
[しかし、妬む少女はやはりバカ。
貶す相手を選んでいれば、そうはならなかっただろうに。もしかしたら自分の味方になってくれたかもしれない相手にまで、進んで敵対してしまったのだから。]
あははは!ははは……!
――は?
[ そして、周りのことも少しは見ていたのなら良かったのに。コツリコツリと靴音高く歩み寄ってきた男>>72。まるで夜鷹クチバシのように舞い降りてきた男の鋭い切っ先の行方も>>73
哀れな少女には、捉えることができなかったようだ。]
(76) 2016/02/26(Fri) 05時頃