―もう一度―[杖を向けたまま待ち受けた姿は思った通り“相棒だった”彼。瞳を瞬かせる様子を只、言葉なく見つめて。]………まぁ、そんなとこ。お前こそ、何でこんな所に?[本当は一度離れて戻ってきたのだけれど、わざわざ説明することもないだろうと消極的な肯定を。問いかけに、彼が自分の飼い猫を探していると知る。]さぁ?見た覚えないな。[な?と問い掛ける先は足元の黒い猫。にゃあ、と上げる鳴き声は肯定するように響いて。]
(75) 2015/02/06(Fri) 21時半頃