―5月4日朝7時過ぎ、市街地―
[どうやら気付いてくれたらしいナユタ>>74にほっと安堵の息を漏らし、彼が此方の路地へ来るならばその手を引いてもう少し奥へと。自分もだが、それ以上に彼にとって人目は煩わしかろうと]
ワタシはいつデモ元気ヨ〜 地味な服着なキャいけナいのハ業腹だケどネ。
[わざとらしく頬を膨らませた後、深緑の裾を軽く摘まんで似合う?と首を傾げてみる。スリットは元々膝まで程の浅い服を選ぶ為さして脚は曝されない。
良かれ悪かれ彼の反応が得られれば裾を離してまじまじと彼の顔を覗き込むと、以前会った時よりも濃くなっている疲労の色に困ったように笑って彼の頭を緩く撫でた]
ナユタは…ウーン、ちゃんト眠れてル?疲レた顔、してルネ。
――…アー、ウーン、と、ネ。
[首傾げる姿に迷うように視線をさ迷わせる。
彼の状態と状況を見るに、現状に関係のある話題は避けたい気持ちはあるが、そうも言っていられない。ほんの少しばかりの申し訳なさに彼から外しかけた視線を自制して、改めて彼へ向け直した]
(75) 2013/07/26(Fri) 11時半頃