……何故、お前はそこまで気にかける?
[ベットに横たわった彼が口にしたのはある意味苦笑してしまう物>>71かもしれない
しかし、馬鹿にする訳でもなく本当にその願いを口にする彼が吸血鬼には眩しくも見えた]
はは、俺が例え太陽の下を歩けたとして、まだまだひよっ子吸血鬼のお前さんじゃあ日光の下で見届けられないだろう
……だから、この問題を片付けるのはまだまだ未熟な"弟子"を育て上げてから、だな
[幼子のように無垢に笑う狗の髪を撫でてあげれば、その火照った額の熱さに気付いただろうか]
…そうだな。師弟契約も結んだし、もうそろそろ城からお暇させて貰うとするか
このままじゃ後何回お前さんが月に中るかわからないからなぁ
[また血を飲むか?と問いかけつつも今暫くは子供にするように髪を撫で続けただろう
吸血鬼にとって彼は初めて出来た"弟子"で、言い換えれば"弟分"のような物。愛着が沸いて当然かもしれない*]
(74) 2015/08/06(Thu) 20時半頃