あ!この、ちょ……縮みなさいよー!
[遠ざけられた荷物>>67を見て、思わず手を伸ばす。届かないのは百も承知で、それが悔しくて文句が口を出る。
普段は弟みたいな気持ちで見れるのに、こういう場面になるとすっかり立場が変わってしまう。もっと小さかったら可愛いのに…と何処かズレた事を考えつつ、手を伸ばすのを諦めて頬を膨らませる。
ちょっかいを掛けられれば、こちらも応戦しようと振り向いて。
煙草の話をまるで他人事のようにスルーする玉置に、腕を軽く抓って言い募る。一連の流れでお互いの距離はそこそこ近づいていた時、煙の残り香が鼻を掠めていた。]
何、自分は関係なさそうな顔してるの。煙の匂いでバレバレ。玉置も吸いすぎはだめよ。
[普段吸わないのは知っているが、煙の匂いがする以上吸い続けてはいるのだろう。一応注意しているつもりだが、傍目から見れば戯れあいの延長に見えたかもしれない。]
(74) 2014/04/11(Fri) 12時半頃