【人】 放蕩者 ホレーショー

[辿り着いた部屋のドアを開ければ、テーブルには35年物の白ワインにグラスが二つ。クラッカーとチーズが用意されていただろう。
横にはキングサイズのベッドがあって、その大きさに驚いて。]

　わ、なんだこりゃ。
　こんな大きいベッドなんて存在するんだな…すげえ、ふかふか。
　絶対これ、寝たら気持ち良さそうだ。

[と、ベッドに近寄っては、ぽふぽふと柔らかさを確かめたりしただろう。あの静かな礼拝堂での昼寝と、どっちが気持ちいいかなあなんて楽しそうに燥ぎながら。]

(73) kaomozi 2014/07/03(Thu) 03時頃