[炎の槍を避けたかと思えば、パトリシアが距離を詰めていて。>>68
咄嗟に氷で壁を作る。彼女それにぶつかれば蹴り飛ばして、ぶつからなければ壁を蹴って距離をとる。
手の中の銃を持ち直し舌打ちをする。近距離では長い銃身を持つ銃は向いていない。離れられればいいのだけれど、二対一では難しいだろう。]
あ?…あぁ、そういう
僕は“化け物”になっただけで、あいつみたいに喰われたわけじゃない
[自ら選んで化け物になった。自らの手で人をやめた。
ならば、喰われてしまっては意味が無い。
あいつのように、と言いながら視線でイアンを示す。何があったか知らないが、きっと彼にも声が聞こえるのだろう。
アイリスに向けてまた氷を飛ばしながら、彼女の問いを聞き。>>69]
!!
クラリッサの、彼女の声が聞こえる、って…ことは!
[短剣を取り出し、魔力を籠める。
パトリシアの動きを警戒しながら、アイリスに言葉を投げる。クラリッサの姿が見えたなら、彼女の声が聞こえたならば、アイリスももう、ただの人間ではなくなっているのかもしれない。]
キミも…こっち側、じゃないの?
(72) 2014/02/27(Thu) 20時半頃