ひ、う、ずみまぜ……
[そりゃ驚くよ!!そんな突っ込みを内心でさえする余裕もなく。
小心者は小心者らしく萎縮した声でグズグズと謝っておいた。所詮はチキンです。]
あ、だ、大丈夫、です。
[言いつつも手>>70は借りた。腰を抜かした拍子に強かに尻を打ったらしい。痛い。
ところでこの人誰だ。漸くそこに思い至る。なんで肩掴まれたんだっけ?!
それともこれが共学の挨拶ってやつなんだろうか。さすがリア充のセカイは違う。
なにはともあれ、同じクラスらしい彼を前に、浮かべたのはまた、曖昧な笑み。]
あ、え、よろしく……
[新生活のスタート散々だな!自分でもそう突っ込んでおきたい。
いやはや、適当に大人しく目立たず――そんなプランはどこにいったのか。
にへら。締りのない笑みを浮かべる…が、少女>>68の表情に気づくことは、まだない。]
(72) 2014/10/15(Wed) 22時半頃