[寝転んだ所は、黄金の月明かりが降り注ぐ場所。
犬はだらしなく身を投げ寝転んで、尻尾を52回程振っていたら、吸血鬼は呆気に取られてたらしく>>67。
そんな彼から告げたのは、種族の違い故に克服出来なかった、という事。]
……そうか。
でも悔しいなぁ、すっげぇ悔しい。
[何だか頭がぼーっとし始め、身体が熱く、そして鉛の様にだる重くなってきた。
ただでさえ考えが纏まらないのに、余計思考の邪魔をしてくるが、懸命に言葉を纏めていく。]
別に、俺が吸血鬼化した時の事じゃねぇよ。
太陽の下を、歩いてる……あんたのさ。
顔が、…見てみてぇ、なって……。
[重苦しい身体を鞭打ちながら、身体をおこし胡座を掻いた状態にし、紅潮し始めた顔を伏せながらも、にぃと笑っていた。]
だから、…それを、諦めるのは…惜しいな。
[発熱の所為で上手く思考も言葉も纏まら無いのだが、素直に思った事を口にし。
ベッドに腰を下ろしてる吸血鬼を見上げ、屈託も無い笑顔を見せていた**]
(71) 2015/08/06(Thu) 15時半頃