−E地区・踏切付近−
[歩きながら能力を決めれば、胸の前で人差し指を上に向け、何かを受信するようにくるくると回す。
できれば攻撃にも使えるものをと思って、自分が選んだ能力は超音波を発するもの。
指先から出された普通の人間には感知できない音の波は、周囲の物に跳ね返って指へと戻ってくる。
そして、その情報を元にして形成された3Dの地図情報が、勝手に脳に入ってくる仕組みだ。
おおよそ想像通り(というより想像以上)の能力が手に入ってご満悦。前を歩く少女に、前方注意はもう大丈夫だと礼を言う。]
ありがとう、姫様。もう足元は大丈夫だよ。
自分でなんとか歩けそうだから…ん?
[このぐらいの弱い音波なら、今断続的に出していても心身に影響はなさそうだ。胸の前で人差し指を立てたまま歩いていけば、人の影が踏切の近くにいるのを感じて]
誰だろう…パーカーを着ている、男性…か?
えっと、参加者ですかね?
[>>49まだ5m程距離があるところで立ち止まり、サングラスの位置を片手で直しながら、恐る恐る尋ねてみた。]
(71) 2014/12/07(Sun) 17時半頃