ロイ、どうして欲しいか、ちゃんと教えて。 これは、君の治療に必要なことなんだ。[あくまでも研究者としての行動であると示すことで、油断を誘う。トレイが失せ、自由になったキルロイの手を己の中心に導き、布地越しに触れさせた。そこはまだ硬さもなく、熱を持ってはいないが、そこにあるものを認識させるだけで十分だ。] ……これが、欲しい?[手を動かし、キルロイの手に己の中心を撫でさせる。少しずつ熱を持ち、硬さを増していく感触を掌に伝えるようにしながら、耳元で囁いた。*]
(71) 2016/06/07(Tue) 15時半頃