―回想・午前中チャールズの部屋の前―
[ノックした扉が開かれれば自分の顔を見てなんだか様子がおかしいチャールズに首を傾げた。
誰か待っていた人でもいたのだろうかと]
生徒がやたらと踏み入れて良い場所でも、ないですし。
[初めてですねと言われればそう返す。教師達のプライベートな空間に、本来なら生徒が気軽く足を踏み入れられるわけもないと]
ノックスのいそうな場所を、ホレーショー先生が教えてくれました。
おそらくセシルの部屋に。
僕はこれから行きますけれどどうしますか?
[謹慎中であれば出て行くことも簡単には叶わないだろう。
まだ学生寮の方で騒ぎにはなっていないから、自分が見つけて知らせるつもりであると。
いつかの彼ほどに手際よく出来ないかもしれないが、事務官達に発見させたくないのですと伝え、彼が来るなら共に、無理なようなら一人で。
一緒に来た場合、途中で脳裏に響く声に突っ込みを入れる姿>>45を見せたかもしれない]
(70) 2014/06/30(Mon) 04時頃