>>66
怖い?
うーん、怖いとかは、あまり感じないかもしれないわ。
[口に指を当て、暫し考えるがやはり怖いとは思えない。自暴自棄になってるというわけでもないし。ぶっきらぼうな言葉ではあるけれども、名前を教えてくれるところや、素直な面を見ていると怖いというよりは可愛いらしいと感じる。]
なんでかしらね?
[そう言って笑いながら彼女の少し絡まっていた前髪をすかそうと指を通せば、指先に触れる熱。思わず確認の為にすぐさま手のひらを彼女の額に載せた。]
あら、もしかしたら熱がある?
無理しちゃだめよ。
[そう言って元の通りにパティの髪を戻せば、少し歩調を緩める。家に着いたら…確かリゾットは作れる材料があったはず。ミルフィちゃんはいるかしら?作って行かなかったから、ちゃんと朝食を食べたか心配だ。少しパティちゃんを休ませたら、ちゃんと家まで送ろう。多分、数年前の自分がそうだったように、この子も病気の時に人といると堪えてしまう気がする。そう考えながら歩いていれば自宅までの距離は後少しだった。**]
(70) 2013/07/26(Fri) 02時半頃