[>>64キルロイの手から滑り落ちた食器類が、派手な音を撒き散らす。
一般人はそれどころではないだろうが、対魔忍の中には音に気付く者もいるかもしれない。しかし、構うことは無い。
この甘ったるい気配の立ち込める中では、己は淫気に充てられた一般人だ。その淫気に誘われるままに、幼馴染のキルロイを襲っているだけ。
ただ、表情だけは意図して、凪いだ水面のような常のものに戻しておいたが。]
ああ、その顔……可愛い。
[>>66表情は戻したが、声にはどうしたって喜色が滲む。
かち合った視線が己を見る。遠く離れていってしまったかに思えていたキルロイが、すぐ傍に居る。
心地良く鼓膜を揺らす嬌声を更に響かせるように、執拗に首の紋を刺激しながら、尻を掴む片手は更に後方へ。
割れ目の隙間に人差し指と中指を侵入させ、後孔のある位置を指先でなぞる。]
(70) 2016/06/07(Tue) 15時半頃