ーK's cafeー
───かくんっ!
…わ、
[肘から頭がズレて、バランスを崩しながら目が覚めた。
肩が誰かに当たり、そこで止まる感触。
凄く嫌な夢を見ていた気がするけれど、記憶には残っておらず。
隣の人に寄っかかる体勢のまま目をこする。
数秒の間、眠そうに目を瞬かせていたけれど
>>15自分が寝ている間に、カウンター席に他の客が来ていたのだろう。今自分が寄っかかっているのが人であると気づくと、>>50店員と会話中とも知らず、慌てて体を離してそちらの方を向き、帽子を直しながら頭を下げて。]
す、すみません。
どうもこの時間は眠くて…
俺が昼寝してるときもずっと働いてくれてるルーに笑われちまう。
[そう言って笑うと、ルーの頭を撫でた。
腕が動いた拍子についたテーブルの上に置きっ放しのスマホの画面は、寝る前と同じ、怪しげなメールの文面を表示していた。]
(70) 2014/12/04(Thu) 13時半頃