[気付けば酒場は近い。そこにもどれくらいの人数かは分からなかったが兵士がいたようで。
羽を大きく伸ばし宙を裂く。面倒なことには巻き込まれたくはないと飛ぶ速度を落として見れば、陽の光が遮られた気がして。]
ふへへ。
これはこれは。どうもありがとうございますぅ。
[歌のおねえさんにそう告げれば滑るように酒場へと飛び立ち、人の姿へ。所々焦げたような香りのする肌に、右肩には治癒しかけている傷があり、お世辞にも不死と恐れられたそれの面影はない。]
……おねえさん、おねえさん。
どうして急に兵隊なんて残念なヤツらが街に増えているか御存知ですかぁ?
[身体をぐい、と伸ばしてから首を傾げて問うてみる。暫く街の外れに居た上に、視力があまり良くないのも相まって現在の状況を確かめておきたいのだが彼女>>64は何か知っていただろうか。]
(70) 2015/01/14(Wed) 23時半頃