(>>66)
へへっ……女子勢ぞろいで見守ってくれるのかい?
ワクワクするじゃねーか。
[普段通り手早く装備を整えて、整備用ゲートから内部に潜り込む。ヤンファの忠告が頭をよぎった。いくら馴染むといっても、閉じ込められちゃ、かなわねぇ。致命的な異変がないかだけ確認するつもりで、手早く点検作業を進めた。専用検査端末とコンソールモニタを通してコンディションをチェックし、ジェット本体と配管の状態を目視で確認する。]
……これといった異変はねぇな。
考えられるとしたら、アッチの次元航法装置か。
動作不良の負荷で、熱が籠ったかもな。
[隔壁の向こうに鎮座する次元航法装置に目を向けた。あの装置は専門的すぎて、俺にも扱いが難しい]
とりあえず、いますぐ姫様が癇癪おこすってことはなさそうだ。
一旦、動力室を出るぜ。誰か手の空いたヤツよこしてくれ。
合流して、マニュアル操作への切り替え作業に入る。
[あの妙な違和感に後ろ髪を引かれながら、動力室を後にした]
…へっ、大忙しだな。飯くってる時間もねぇか。
(69) 2016/05/16(Mon) 23時半頃