[ただ、その後提示された願い事は、魔の霧にとってやはり意外なものだった。
この後肉棒を突き立て理性を溶かし、全てどうでもよくさせてから漸く言わせるような内容を提案されて、数秒、愛撫の動きが止まる。]
――――……。
何が目的ですか?
[間を置いて吐き出された声は、急速に冷えた。
魅力的すぎる、そして簡単すぎる提案だけに――話が美味すぎる。口を開けているだけで餌が転がり込んでくるような話だ。
意図が読めない。裏があるに決まっている。
何より自分が人の懐に入り込んで破滅を齎す生き物だからこそ、その可能性を警戒した。
赤い目は警戒を隠すことなく蠱惑的な笑みを見据える。>>62
吐く気がないなら虐め倒すことも視野に入れ、勃ち上がった尖りをきつめに摘んだ。
耳、胸、局部。少しでも話を逸らす気なら指導を加えるつもりでいる。*]
(67) 2018/03/01(Thu) 22時半頃