―ドラコとアーサーのワンダートラベル―
ニャっ?
[進路がズレていると思っていたが、どうやら勘違いだったようだ。
そこは先程訪れた場所。顔馴染みの三毛猫のアトラクションであった。
脳裏に浮かぶのは、あのドラゴンの数々。三毛猫は言った。
>>0:48「――宝物を守っているのは、大抵、ドラゴンなのだよ。」と。方法は分かった、然しそれを実行に移せるかどうかは、また別問題である。]
う〜… で、でも行くしかないニャん…
[震える己を叱咤し、恐る恐る霧の都へと足を運ぶ。
今にも影からあの大きなドラゴンの口があんぐりと開いて、ひょいぱく!っとポーラを食べてしまうのではないか。そんな妄想がる。
誰かと来れば良かっただろうか。いや然し、それでは今度はエッグを奪い合いになるだけではないか。]
ぎにゃ〜?! 早速?!
[>>66 まだ何も仕掛けていないのに!早くも此方の動きを読んでくるとは!
そんな勘違いをしながら、震える瞳で宙を見上げた。アーサーが今まさに飛び立とうとしているところであった。こちらの視線には気が付いただろうか。]
(67) 2015/04/24(Fri) 21時半頃