[主人公では無く、家臣たちに心惹かれた私はすぐにファンレターを作者に書いたのです。何通も何通も、本が一冊出るごとに分厚い封筒で送りました。そして幸運にもおじさまに出会う機会がありました。驚いた事に、この街に住んでいたのです。私はいてもたってもいられずに、押しかけて。毎日の様におじさまの好意に甘えて、お話を聞かせて貰っているのです。それは私の好きな武将の話ではありません。夢の話やたわいのないものもありました。それでもどのお話でも、私はずっと聞いていたいと思うようになっていました。]
(66) pannda 2015/12/19(Sat) 23時頃