― 喫茶:銀時 ―[人ならざる速さに、気付いた時には後ろを取られていた。小さな紙切れ一枚の冷たい殺気を当てられて、身じろぎひとつ出来ず。>>28>>32不届きへと向ける言葉は、新たな客人に答えたものだった。『ただ永く、唯一つの意思に染まらんよう、逃げる歯車。』>>1:388] … おおきに。はばかりはん。[ご苦労様、と彼の気遣いに微笑んで、その背を見送る>>33]
(66) 2012/08/08(Wed) 16時半頃