[目の前から杖が降ろされれば、ほっと安堵の息を洩らす。大きな手が肩をポンと叩けば、やっと真っ直ぐに相手の顔を見上げることが出来た。…意外といい人なのかもしれない。人は見掛けにはよらないというやつか]
[これからどうするか、と問われれば(>>59)、やはり彼の目は見据えたまま]
お、俺は…、さ、探してる人がいるんです。無事を確認したいし…。向こうも、きっと俺のこと、心配してる。
[自分とは正反対、こんな状況でなければ寮も学年も性格も違う彼とは恐らく一生話すことは無かったであろうこの男のこれからも気になったけれども、心配になったけれども、やはり先輩二人の姿が浮かんできて]
あの、俺が言うのも…その、生意気ですけど。で、でも、あの…、
[「頑張って下さい」は何か違うような気がして]
し、死なないで、下さい!
[自分が一番望んでいること。どちら側の人間だったとしても、傷付いたり死んでしまったりするのはやはり悲しい*]
(66) 2015/02/06(Fri) 20時半頃