[イきたい、なのに、イかせてもらえない。
前に立って居るのは魔の首魁で、──倒さなくてはいけなくて。
隊長を、助けたくて。伸ばしかけた手は>>55ケイイチの姿をした誰かに遮られた。]
おま、え……っ ──っ、ひ、ぅ!
[ケイイチの姿をしたものが明之進側へ寄っていくのを睨みつけた刹那、触手の動きに悲鳴をあげる。前の孔を刺激され、過ぎた快感がくるしさに変じるほど。]
……なに、言ってる、
──っは、ぁ、……っ、あ、──ん……!
[ これではまるで「お預け」だ。腰を揺らめかせてしまって居るのに自分で気づいていないまま、眼をすがめた。
よせ、というのか。やめろ、というのか。あるいは縋るように。ケイイチの腕をつかもうとしたが叶ったか。こんな姿を見られて、冷静ではいられない。堕ちてしまえと囁く声が聞こえる*]
(65) 2018/03/04(Sun) 21時頃