[銃をとりあえず”強そうなの”と言うニホンジンにほんの少しふきだしたけれど、根堀り葉堀り詳細を聞けば、ソレはひとりの人間が扱えるシロモノでは無くて。
それヘリに積んだりするサイズだぞ。なんて眉を顰めたり。
大概の銃弾であれば厚みでどうにかなるだろうと思っていた自分の鉄塊も、超大口径の前には盾になることすら叶わないだろう]
その話がマジなら俺の護衛は役に立てそうも無いから…
ラッシードとやらが危険そうな奴なら
近づかない方がいいだろうな。
[踏切への道すがら、漏れ聞こえる爆裂音のような銃声に
嫌な予想は確信へと変わる。
踏切の先に見えるゲームセンターでは、どうやら派手なクラッカーパーティが行われているようで。ケーゴのくるくるで様子を見て貰いつつ、物陰に身を潜めただろう。
誰かに奇襲などされなければ良いが…
E地区を出ねばならないのがもどかしい]
(65) 2014/12/13(Sat) 01時頃