―Xday-3day・AM1:00過ぎ・ハルヒラシティ内路上―
…う、ん。
だいじょうぶだいじょうぶ、平気だよ。
ちょこっと痛かっただけだから…それよりやっぱり、そうなんだ?
[意外な所でお仲間に会えた衝撃が大きすぎて、背の痛みはじんわりと…後を追うようにやってきた。
どこか濁したようなその言葉は――やはり彼女も同じ想いなのだろうか。
手に入れた大事な宝の鍵をそっと握りしめるようなこの感触を、彼女も感じているのだろうかと、その真意を知らないままに思う]
……?…――あうっ!?
[話に集中していた晶はモニカの聞いた澄んだ音色>>@6>>35に気づく事はなく…ふと止められた言葉の理由を知る前に頭へと衝撃が走る。
目から星が出る、なんてもう随分昔の古典的表現らしいけれどまさにそんな気分だった。ご丁寧にキレイな鈴の音の効果音のおまけ付きで。
幸せと不幸がバランス良く訪れるというならばきっと自分は次に車にでも跳ねられるんじゃないかと、ふらつく頭を擦りながら見たその先に佇むのは――]
(64) 2014/03/11(Tue) 18時頃