人狼議事

270 「  」に至る病


【人】 公証人 セイルズ

[呼んでから、違う、と思い至る。
亜麻色の髪。紅茶色の瞳。愛した妻と同じ色をした孤児が
裏通りの片隅で、ねずみよりも酷い有様でそこに居た。

病に罹っているのだろう。
口から血を零した少女の姿に生気はない。

黒い傘がひらりと落ちた。]

 きみ、大丈夫かい

[セイルズは少女に近づき、肩を抱こうとする。
けれどもその命の火が消えかけている事に気づき
あたりの病院の場所に思いを至らせてから、
再び、揺れる視界で少女の姿を見た。

雨の音がやけに強く聞こえる。
眼鏡にかかる水滴が視界を濁らせる。]

(64) 2019/10/05(Sat) 17時半頃

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