─校門─
[宮藤といくらか話をして。
>>61また後ろから軽快な足音がすれば、ホレーショは無事だ、という安堵感と共に出迎えるだろう。]
わ。わ。ホーさん、擽ったいって。
[コートがみるみるうちに狼の毛まみれになって。撫でようと伸ばした手にも戯れるようにすりすり。
本当は全部が全部「ホレーショ」ではない…なんてことは知りようがない。
中身がホレーショだと思うとどうにもこそばゆく、笑みが零れた。
>>21先程、「喋れないのか」と言った時吠え声で返事をされたのを思い出して。欠伸を見て、どのくらい通じるのかわからないけれど…普段ホレーショに話しかけるように気さくな口調で。]
つまらない…?
ホーさん、なにかやりたいこととかある?
[首を傾げて目線を合わせるように屈むと、その金の目をサングラス越しに覗き込んだ。「犬」がつまらなそうにしてるなら散歩にでも行けばいいのかなあとか…ホレーショに話しかけているつもりでも、思考はどこか、犬相手で。]
(63) 2014/12/18(Thu) 00時頃