[秋野の問いに、織部が答えるのをじっと見守っていた。俺に言えることは多くは無い。だが、やっぱり、言えることもある。]その“ごめんなさい”を、先に帰った奴らに言う機会すらも無くなる。それでもいいのか。[>>58聞こえてきた秋野の言葉に、>>60織部の答えを後押しするように。声色は努めて冷静に。責めるつもりも、追い詰めるつもりもない。秋野が迷っているなら、その迷いを振り払うための盾となりたい。まとまらないまま、言葉を紡いでゆく。]
(63) 2015/06/29(Mon) 05時頃