ぜってー近寄らねーよ…。
追い掛け回されんのはもう勘弁だっての。
[まだ序の口かもしれないが。とは思っても口に出さない。足で抑えつつも懐中電灯はあちらこちらを照らし、とりあえず周りが大丈夫そうなのを見れば、よし、と小さく声にした。]
おっけ。安全ならまた電話くれ。出られるなら出るしまぁ、俺が無理ならパティ先輩にでもかけてくれ。
…じゃ、またあとで。
[ぷつっと電話を切ったあと、パティに聞いたことを告げる。一応二階廊下、放送室付近が安全だということ。教官室に向かうらしいこと。]
俺としては二階に移動したいけど、危険でもなんか取ってきます?
んなら付き合いますけど。
[どちらにせよ、この場を去るときは、パティを先に行かせる。周りに目に見える危険もない今は、保健室の中のものをいかに留めておけるかだと思っていたので。]
三秒くらいしたら追いかけますから!
危険そうならすぐ逃げてくださいね!
[一緒が良いと言われても、すぐに追いつくし、安全第一だと今回ばかりは譲らなかっただろう**]
(63) 2010/07/21(Wed) 00時半頃