人狼議事

251 洋墨と躍れ、心の随に


【人】 天文学会 ワカナ

―しばし後―

[紙片は私の肉、洋墨で書かれた文字は私の血液。ですから、私にとって文字とは指でたどるだけでも豊かに脈打ち、内に流れ込んでくるようなものなのです。さして時間もかけず「幻獣辞典」を読み終える頃、書記官殿が立ち上がり>>30、立ち並ぶ背表紙を指で撫でるのを目で追っていました]

こうして人の姿を取ってみると、図書館というのは黴臭く薄暗く、まるで地下墓所(カタコンブ)ですね。であれば書架はさしずめ納骨堂でしょうか。ブックスタンドは柩ぐらいでしょう。

しかし…いかに朽ちて見えようとも、手に取る人間さえいれば私達は読者ごとに異なる姿を取りつつも、その都度生命を取り戻すのですから、面白いものです。

(63) 2018/10/10(Wed) 22時頃

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