生真面目…
[生真面目と言われれば顔をしかめる。別にそんな事は無い。ただ、人が怖いだけで
それは亜人でも人間でも変わらず。痛いのはもう嫌だ。それでも、嫌でも付き合わされているのだから、いちいち恐怖するのも当たり前だろう]
頭、ですか…
死ぬほど痛かったです
[死にました。と笑いもせず、冗談に聞こえない冗談を。無表情の上に言葉に感情は既に無くなっていた
事実痛かったし、爛れた皮膚は戻る事はなかったし。他人に経験出来るようなものではない事を淡々と説明するつもりもないので、ただそれだけ返す]
すいません、ユキさん。まだ記憶が混乱しているようで
お見苦しい所を見せました
[蠢いた脳はやがて皮膚で覆われて、左半身は村で焼かれたままのように爛れて
その目はいつものように生気を失っていた]
その節はお世話になりました
あのまま野垂れ死にたかったのに死ねなかった
(63) 2015/01/07(Wed) 23時半頃