……ごちそうさまでした。
[いつの間にか鉢は空になっていた。随分と空腹だったのだろうか。]
あんまり美味しいからいつの間にか食べ終わっちゃってました。
やっぱりいつ来てもここの料理は絶品ですね。
[ふふ、と笑って話題を戻す。そう、スフィンクスだ。謎をもって人間を食らう怪物。どうしてそんな事を気にしたのだろう]
………ですよね。簡単すぎますよね。
世の中の問題が、全部そのぐらい簡単だったらいいのに。
[ちらとスマホに視線を落とす。先ほど確認した、twitter上で自分をいつの間にかフォローしていた「力士シールbot」のアカウントをブロックしておいた。君が悪い。]
さてと……私はそろそろ行こうかな。ごちそうさまでした。
お仕事、頑張ってくださいね。
[そう言って、特に何か言葉をかけられなければ席を立った。]
(61) 2015/06/01(Mon) 20時半頃