へえ、…… そうか。 それは優遇を受けないわけだ。 [嘗ては誇りも漂うデザインと色調だっただろう衣も今やボロ切れのように擦り切れており。ドールが着替えを与えない、させないとはそういう話かお気の毒に、と。敵意も悪意も、まして同情すらも。どこにも無い感情を籠めて、囁かな労いを副将殿へドールに椅子を用意させ、傍観を決め込む事にした。隊服の上着を椅子の背へかけて、腕を組み。テーブルナイフで遊ぶ気らしいラルフと、ジェレミア副将彼らに興味を向けながら、場に不釣り合いな微笑を浮かべた**]
(61) 2014/01/25(Sat) 17時半頃