[序でに、もう一個前に更新されたブログに辿り着くのは少し先の事だ。>>#2
だが、仮に皆がそれに悪意を感じたとして、「随分酷い書き方だ」などと溢すだろう青年は、そこの悪意を感じ取れなどしないのだが。
その作業の手が止まったのは、5番目の問題に行き当たったからである。
先生と合流しなければ、なぞ思ってから何処からか聞こえてきた声に、はた、勢いよく顔を挙げれば後ろだろうかと振り返ろうとして。>>55
其処にあった建物の壁を忘れて動いたもんだから、持っていた木刀を強かに打ちつけて、一瞬痺れた感覚のせいで思わず取り落とした。]
(……くっ、何たる失態、
然し、一体何処から声が、)
[そんな事を思って誰にも見られていないのを願いつつ、
そのまんま思った事駄々漏れになっている第2の醜態を進行形でやらかしているのは気付いちゃあいない。
さっさと木刀を拾えば、次こそちゃんと見渡した。]
(61) 2017/06/13(Tue) 18時頃