だからこそ、体はあらゆる機能を使って、協力して戦おうとするんです>>0:388>>0:401。
1つ1つの機能に弱みはあれど>>0:402、補い合い、一丸となって、戦います。
結果的に、打ちか負かされてしまう>>0:389かもしれません。
それでも――――
[どこか遠くで轟く雷鳴。
不穏な気配でも察したのか、男は眉をぎゅっと絞り。
すぐに、穏やかにほほ笑んだ]
俺は、そんな健気な細胞たちが、大好きです。
……はは。
この説明じゃ、『白血球』のテーマからは、逸脱しすぎですよね。
[男はそう言って気持ちを切り替え、小テストに取り組む生徒達の方へと注意を向けた。
紙に描かれた、『白血球』のワンシーン。
描いたのは、単なる下書き。
早々に折りたたんでポケットにしまってしまったため、どこを切りだし描いていたのかは、男以外に知る者はいない]
(60) 2011/12/01(Thu) 21時半頃