[自己紹介の流れになったようだ。
このような事態に直面した上では、この場に乗り合わせた者たちは一蓮托生か。
誰が黒幕かは分からないが、若者たちが名乗っている以上、自分も沿わねばなるまい]
拙僧は、田子浦篤胤と申します。
太田さんが仰った>>57蠍ケ浦にある法隆寺の住職を務めています。
[立ったまま皆の方へ向くと、両手を胸の前で合わせて丁寧にお辞儀をする。
態度と言葉遣いを改める事にした]
わたしの事は、おじさんでも坊さんでも構いません。むろん、名前でも。
お好きに呼んでください。……あと、太田さん。
[自分と同じ駅を目指していた率に向けて声をかける]
お調べいただいた通り、海の綺麗な所ですよ。
特に朝方が美しい。もし、無事に戻る事ができたら、ぜひお寺にお寄りなさい。
高台から望む海は、とても綺麗ですよ。
[緊張している様子の若者に、説くように語り掛けた。**]
(60) 2016/08/14(Sun) 21時頃