人狼議事

194 DらえもんNび太の遺産相続


【人】 奏者 セシル

〜回想〜

[かつての彼は貧民街でも若い少年だった。お腹が空けば誰かに従順に従い、少しばかりのコインをもらった。それが無ければ店にこっそり入って、なにかひったくってちょこまか逃げ出す。
身体能力が鍛えられると同時に、身体に傷だってたくさんできた。一番大きいのは、腹にも背にも同じくらいの大きさで一直線に引かれたナイフ跡だろうか。いまでも彼の身体を蝕んでいる。

いつだったろうか、貧民街に綺麗な少女が迷い込んできたことがあった。
自分と近い年齢だろうか、そのイレギュラーな存在に、危なっかしいと感じた。
貧民街なんて治安が悪いところだ。か弱い麗しい女がされることなんて予測がついている。
貪っていた食べ物を飲み込み、近場のまあまともな水が流れる場所で手を洗い、立ち上がって彼女に声をかけた。]

おねーさん、迷子?
危ないし、送ってあげよっか?あ、大丈夫。手は洗ったから。

[手を差し出す。背後にいる変質者共は眼光でなんとか消えてもらった。
手を取ってもらったかどうか。いずれにしても彼女を無事に送り届けられた、はずだ。

まさか目の前の彼女>>38がそうだなんて、知るよしもない。]

(59) 2016/07/29(Fri) 20時半頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.062 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび