【人】 学園特警 ケイイチ

[痛みを与えぬようにしながは奥まで侵入を果たすと、ゆっくりとその鈴を引き抜いてゆく。
繋がっていた細い鎖も鈴ごとズルリと引き抜かれて、共に机の上に置かれることになる。]

……ん……は、……

[口付けはまだ終わらない。
触手は鈴の口へと迫り、こじ開けると中から鈴の玉を取り出す。それをそっと持ち上げて――
ぽたり、と。球体に詰められた白濁の上に落とした。粘性の高い液体の中、鉄の玉はぷりゅぷりゅの精液をすり抜ける。容器となるガラスと鉄がぶつかり合い、こつん、と小さな音を立てた。]

……はぁ……っ

[その音を聴いてから、漸く唇を離す。
玉を入れたガラス球に赤い瞳のコンタクトレンズのようなものを被せて少し力を送ると、合わせ目も溶け合い一つの球になった。]

(58) tomming 2018/03/06(Tue) 12時半頃