─明之進の部屋>>47─
[ 細い糸を辿るように、握りしめるように弱い抵抗を続けていた。もう、あと少しでちぎれて落ちてしまいそうになりながら、快楽に引きつった息を零す。 ]
……っ、あけ、のし……ぁ、も、やめ、ぁ
[ もっと、とやめて、を繰り返す矛盾。
明之進の声が毒のようにしみて、僅かばかり体の抵抗もできなくなっていくのが明之進には伝わって居るだろう。 ]
ひぁっ!ぁ、ああ……っ、
[乳首をきつく弄られて上がるのは悦びの声に他ならない。
腫れ上がっているメルヤ自身も苦しげに震え、後ろの孔も彼の言葉通り、受け入れる器官として作り変えられたかのようにひくついている]
っぅ、ふ……や、そこ、引っ張、るな、……ぁっ
[感じるだなんて思ったことすらない場所は、赤みを帯びて物欲しげだ。──何を言っても、気持ちが良くなるなんて。明之進の言葉が追い打ちをかける。]
(58) 2018/03/04(Sun) 16時半頃