[暫く思案したが、これからどうするべきかの答えは出た。こんなところで死ぬつもりは毛頭無いが、相手がどんな強力な者かも分からないため覚悟は必要だろう。力を抑える暇は恐らく、無い。ガサガサと茂みから音を立てて彼女らの前に姿を現す。水に濡れた女>>44を挟んで>>46赤い着物に赤みがかった茶髪の女と対峙する見ると、なかなかの美人で思わず面食らう。しかしその美しさにはどこか冷たさを孕んでいるようだった]お前は、誰だ?[どちらに向けるでもなく問う。「お前たち」と言わなかったのは、即2対1という状況を防ぎたかったからではあるが意味があるのかは分からない。相手の反応はどうだったか。いつ攻撃を受けても良いように武器である短槍は右手に握ったまま]
(51) 2014/12/26(Fri) 11時半頃